心臓ドッグを受診する┃病気の早期発見に繋がる

女医

のどに発生するがんです

医師と患者

咽頭がんとはのどのがんで、鼻孔のつきあたり付近に発生したものを「上咽頭がん」、口の奥付近に発生したものを「中咽頭がん」、首付近に発生したものを「下咽頭がん」と分けています。「上咽頭がん」は、耳詰まりや鼻詰まりの症状が現れます。治療は放射線治療を中心にして行われます。「中咽頭がん」は、扁桃腺が腫れることで自覚症状が出ます。早期の場合は放射線治療、中期になると手術による切除が中心になります。「下咽頭がん」は、喉が詰まった感じがしたり声がかすれたりします。症状が現れていた時にはすでに進行しているケースが多いので、手術による切除が中心になります。「中咽頭がん」は直接目で確認できますが、それ以外は内視鏡検査でないと確認ができません。痛みなどの自覚症状が出にくいがんなので、定期的な検査が早期発見には有効です。

咽頭がんは、煙草を吸ったりお酒を飲むことでリスクは高まります。貧血も下咽頭がんになりやすくする要因です。またウイルスの関与も指摘されています。のどは食べることにも声を出すことにも使うので、がん組織を手術によって切除する方法を取ると後遺症が残ります。手術の後は喉を動かす機能が弱まっているので誤飲しやすくなります。放射線治療を受けた場合、のどが渇きやすくなっているので、こまめな水分保持が必要です。また、目や耳の組織とも近いので、視覚障害・聴覚障害を起こすことがあります。初期症状では転移の可能性が低いですが、末期になれば転移します。遅くなるほど後遺症も重くなります。食べたり話したりできなくなるのはつらいことです。喉に違和感を感じたらすぐに検査することが大切です。